経営状況①(予算・決算など)

決算概要

 令和2年度の決算の概要について

(1) 令和2年度の収支状況

・両事業合計で、経常損益は8億9,300万円の経常損失となり、特別利益、特別損失を合わせた
 純損益は、8億9,700万円の純損失となった。
・資本収支は、4億8,900万円の不足となり、不足分については、損益勘定留保資金等で
 補填した。
・結果、2年度の資金収支は4億3,300万円の資金不足となり、資金残は、
 元年度末の6億2,800万円から1億9,400万円に減少した。

(2) 当初計画における2年度の財政見通しと決算額との比較(乖離の状況)

・新型コロナウイルス感染症の影響によるインバウンドの消滅や行動自粛に伴う利用者数の大幅な減
 により、運輸・運送収益が大幅に落ち込んだ。
・純損益については、両事業合計で損失額が6億5,600万円拡大し、年度末資金残については、
 当初の計画では予定していなかった、特別減収対策企業債(※)3億3,000万円を借り入れた
 うえで、両事業合計で2億5,500万円の減となり、いずれも大きな乖離が生じる結果となっ
 た。

※ 特別減収対策企業債 … 新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のための取組に伴う利用者の
  減少等により資金不足の発生又は拡大が見込まれる地方公営企業が発行する公営企業債であり、
    資金不足比率には算入されない。

                                      

※財政見通しは令和2年度当初予算額、決算額は令和2年度決算額

※金額は消費税及び地方消費税を含む額

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予算概要

令和3年度の予算の概要について

・両事業合計で、経常収支差し引きは9億1,360万円の損失となり、特別利益、特別損失を           合わせた 収支差引は、8億8,864万円の損失となっている。
・資本収支は、5億1,149万円の不足となり、不足分については、損益勘定留保資金のほか、              特別減収策 企業債で補填する。
・結果、3年度の資金収支は3,754万円の資金不足が見込まれ、2年度末の資金残見込額
 3,751万円を加味すると、3年度末においては、3万4,000円の資金不足が見込まれる。

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経常損益の推移

 軌道事業については、黒字で推移していたが、新型コロナウイルス感染症の影響によるインバウンドの消滅や行動自粛に伴う利   用者数の大幅な減少により、約3億円の赤字となり、
令和2年度は 平成11年度以来、21年ぶりの赤字を計上することとなった。

 自動車運送事業については、市営バスの事業継続が可能となるよう経営改善を図るため、事業規模を縮小する抜本的見直しに取り組んでおり、令和2年4月1日付で16路線を民間事業者に移譲したものの、市電と同様に新型コロナウイルス感染症の影響による利用者数の大幅な減により、令和2年度は約5.8億円の赤字となった。

 両事業合計で、約8.9億円の赤字となり、平成以降最大の赤字幅となった。

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乗客者数の推移

○市電の乗客数・運輸収益

○乗客者数の推移(H23~R2)

○市バスの乗客数・運送収益

○乗客数の推移(H23~R2)

※令和2年4月1日に路線移譲した16路線を除いて元年度と比較した場合

 令和2年度の市電の乗客数及び運輸収益は、前年度と比較して、どちらも年間で3割弱の減となった。市バスの乗客数及び運送収益は、実数字で比較すると5割減になるが、令和2年4月1日に移譲した路線を除いた数字と比較した場合は、2.5割減となっており、その大部分は新型コロナの影響と考えられる。     

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