経営状況①

経営状況①(予算・決算など)

決算概要

 令和5年度の決算の概要について

・両事業合計で、経常損益は3億9,403万7千円の経常損失となり、特別利益、特別損失を合わせた純損益は、2億9,141万7千円の純損失となった。
・資本収支は、3億7,058万6千円の不足となり、この不足分を、損益勘定留保資金等で補填するなどした結果、5年度末の資金残は2億8,161万5千円となった。

※令和5年度鹿児島市交通事業特別会計決算書

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予算概要

令和7年度の予算の概要について

・両事業合計で、経常収支差し引きは7億5,449万5千円の損失となり、
 特別利益、特別損失を合わせた収支差引は、6億8,096万3千円の損失となって
 いる。
・資本収支は、5億3,620万円の不足となり、不足分については、損益勘定留保資
 金等で補填する。
・結果、7年度の資金収支は4万8千円の資金残が見込まれ、6年度末の資金残見込額
 △9万2千円を加味すると、7年度末においては、4万4千円の資金不足が見込まれ
 る。

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経常損益の推移(税抜)

 軌道事業については、概ね黒字で推移していたが、新型コロナウイルス感染症の影響によるインバウンドの消滅や行動自粛に伴う利用の大幅な減少により令和2・3年度は赤字となった。事業の効率化やコロナ禍からの回復が続いたことにより、令和4年度からは黒字に転換し、その後も経常収益は増加傾向にあるが、一方で近年の物価高騰や人件費の増、施設・設備の整備等により費用が増大しており、今後は厳しい経営状況となる見込みである。

  自動車運送事業については、事業継続に向けて経営改善を図るため、事業規模を縮小する抜本的見直しとして、令和2年度に16路線、令和3年度に4路線を民間事業者に移譲し、経常費用の大幅な縮減を図ったが、その後、経常費用は年々増大しており、今後も厳しい経営状況が続く見込みである。

 軌道事業と自動車運送事業を合わせた事業全体では、令和6年度は5億2,822万円の赤字となり、コロナ禍からの回復に伴う収益の増や自動車運送事業の抜本的見直しによる費用の減などにより、いったんは収支改善の方向に向かったものの、近年の物価高騰や人件費の増等により費用が増大し、再び収支が悪化している。

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令和6年度市電・市バス乗車実績等

1.市電

(1)軌道事業(路線)輸送人員

(2)軌道事業(路線)運送収益

2 市バス

(1)自動車運送事業(路線) 輸送人員 ※路線移譲分を除く

(2)自動車運送事業(路線)運送収益 ※路線移譲分を除く

・前年度(令和5年度)及びコロナ禍前の令和元年度の数値との比較
・(通勤・通学等)定期券、定期外とも回復傾向を示しており、概ねコロナ前まで回復し
 たものとみられる。
・特に令和5年10月の全線定期導入を背景とした定期人員・収益の伸長が顕著であ
 る。

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